リアサスペンションのプリロード調整

リアサスペンションのプリロードを調整します。

GRA様の以下の記事を参考にさせていただきました。

GRA『リアサスペンションのプリロード調整/セッティング』1 "Preload adustment of the Rear Suspension_1"

 

サスペンションは2015年5月にオークションでWILBERSの中古品を落札して交換していますがデフォルト設定のまま調整していませんでした。

このサスペンションはギリギリですがサブフレームに接触しないのが良いです。

隙間は狭いですがどこにも接触せずに取り付けできます。

 

それでは調整していきます。

まずは用語の定義を確認します。

  • 0G  サスペンションが伸びきった状態
  • 1G  前後タイヤを接地させて直立した状態(今回の調整作業には出てきません)
  • 1G’ ライダーが乗車した状態

 

プリロードは1G’の沈み込み量がホイールトラベルの1/3になるように設定するとあります。

Rider's Handbookにはリアホイールトラベルは121mmと記載されています。

121mmの1/3なので、1G’の沈み込み量を約40㎜になるよう調整します。

センタースタンドを立てて後輪を浮かせ、下の写真のように巻尺をセットし、0Gの時の印をつけます。

ファイナルケースにガムテープで巻尺の先端を貼り付けシート上まで持っていき、ガムテープで固定します。
乗車し沈み込むと巻尺が巻き上げられます。

600mmに印をつけました。

 

次にセンタースタンドを掃い、乗車してステップに足をのせ、壁に手を添えてバランスを取り、沈み込み量を確認します。

600mm−562mm=38mm下がりました。

 

40mmに少し足りませんが、ヘルメットやライディングウェア、ブーツ等を身に着ければもう少し重くなるのでこれで良しとします。

沈みすぎ/沈まない場合ば、プリロードアジャスターで調整します。

調整後のプリロード量を測定し記録しておきます。

4.00mmです。

 

以上でプリロードの調整は完了です。

この値を基準にして乗りながら調整していきたいと思います。