イグニッションコイルとプラグコード

イグニッションコイルとプラグコードについて記事にまとめておきます。

残っていた写真を見ると2019年7月~8月頃に作業していたようです。

 

イグニッションコイルは定番のスズキ純正部品(33410-45012)を使用しています。

スズキ純正部品 33410-45012
写真にある電気配線は使用しません。

 

33410-45012は1977年~1979年頃のGS1000やGS750、1986年頃までのGS850などに採用されていたコイルで現在は廃番になっています。

33410-31311が入手可能で代用できそうです。

CMSなどで検索すれば代替部品が見つかると思います。

 

プラグコードはNGKのレーシングケーブルCR4(500mm)を使用しています。

2輪車用レーシングケーブル|NGKスパークプラグ製品サイト

 

NGKのレーシングケーブルは、スズキ純正コイルのケーブルと同じく直径がφ7mmなので、そのまま差し替えることができます。

レーシングケーブルは切らずに500mmの長さのまま使います。
もともとついているケーブルを抜く際にコイル側のクリップを外すのですが、4カ所のうち1カ所の爪を折ってしまい、当時凹んだことを思い出しました。

しっかりと温めながら作業したほうが良いです。

クリップの一番上の爪が折れています ( ノД`)シクシク…

 

こちらも定番のリトモ・セレーノさんのステーを使用して、前側からプラグコードが出るようにイグニッションコイルを取り付けています。

プラグコードを前側から出しています。

 

プラグコードを前側から出すことで、電気配線を弄らずコネクターが接続できますし、レーシングケーブルの長さも丁度よく収まります。

右側
ホーンにもシリンダーにも接触しません。

左側
こちらもホーンにもシリンダーにも接触しません。

 

プラグキャップはこんな感じです。 ↓

赤い差し色が小さなアクセントになっていて気に入っています。

 

性能の変化は感じられませんでしたが、劣化の進行した電気周りのトラブル予防になっています。

旧車とはいえ公道を走る以上、機械の信頼性向上は大切なことです。