フューエルホースの交換

前回の交換はいつだったか…。

だいぶ硬化しているので、割れる前にフューエルホースを交換します。

ホース硬化しています

 

今回はホンダ純正部品を使用します。
日本メーカーの純正部品なので、品質はもちろん、価格、入手性においても安心です。

補強の繊維などは入っていないホースですが、キャブレターなので耐圧性能は不要と判断しました。

純正部品番号 95001-5500160M 長さ1m
MADE IN THAILANDです。

 

以前、英国のMOTOR WORKSだか、MOTO BINSで購入したホースは、外径が太く、エアクリーナーボックス下の左右を連結する穴に入りませんでした。
ホンダ純正部品のホースは外径が細いので問題なく通ります。

左右連結ホースの通る穴

上 ホンダ純正(外径 φ10.5mm)
下 英国購入品 (外径 φ12.2mm)

 

ホースの長さは、現在ついているホースを測定し、おそらく硬化収縮しているので、少し長めに設定しました。(下図参照)

全部で810mmなので、1mのホースで十分足ります。

上が燃料タンク側、下がキャブレター側です。
タンク側ホース 200mm 2本
キャブ側ホース   80mm 2本
連結ホース   250mm 1本


チューブカッターを使用して、ホースを切断していきます。

 

チューブカッターで切断すると切断面が直角に真直ぐ切れます。

作業したことがある方は解ると思いますが、ハサミやカッターで直角に真直ぐ切るのは意外に難しいです。

使用頻度は少ないですが、おすすめの工具です。

一発で直角に切れます

 

後々ホースが固着して外れなくなるのを防ぐため、フッ素グリスを塗って組んでいきます。
このグリスはガソリンで溶解しません。

接続部にフッ素グリスを塗っておきます。

 

ホースの外径とTジョイントの外径がどちらもφ10.5mmで、ぴったりときれいに収まります。

連結部は組立後に接続します

 

今まではホースクリップを取り付けていませんでしたが、燃料タンクを外す度にホースも外すので、燃料コックの箇所のみ安全対策としてホンダ純正部品のホースクリップを取り付けることにします。

純正部品番号 95002-02100

 

クリップは先にホースに通して締め付け位置に合わせ、クリップごとホースをフューエルコックの口金に差し込むと楽に取り付けられます。

クリップ取り付け

 

全体を接続して完成です。

ホンダ純正のホース、実に実に実にいいです。
今後も交換の際はこのホースを使うと思います。

完成です。

 

ホースの文字が上下逆さまなことに気が付いてしまった。
直したいけど面倒くさい…。

 

【追記】2022/9/19
ホースの文字の上下を入れ替え、組みなおしました。

神は細部に宿ります。