前回の交換はいつだったか…。
だいぶ硬化しているので、割れる前にフューエルホースを交換します。
今回はホンダ純正部品を使用します。
日本メーカーの純正部品なので、品質はもちろん、価格、入手性においても安心です。
補強の繊維などは入っていないホースですが、キャブレターなので耐圧性能は不要と判断しました。
以前、英国のMOTOR WORKSだか、MOTO BINSで購入したホースは、外径が太く、エアクリーナーボックス下の左右を連結する穴に入りませんでした。
ホンダ純正部品のホースは外径が細いので問題なく通ります。
ホースの長さは、現在ついているホースを測定し、おそらく硬化収縮しているので、少し長めに設定しました。(下図参照)
全部で810mmなので、1mのホースで十分足ります。
チューブカッターを使用して、ホースを切断していきます。
チューブカッターで切断すると切断面が直角に真直ぐ切れます。
作業したことがある方は解ると思いますが、ハサミやカッターで直角に真直ぐ切るのは意外に難しいです。
使用頻度は少ないですが、おすすめの工具です。
後々ホースが固着して外れなくなるのを防ぐため、フッ素グリスを塗って組んでいきます。
このグリスはガソリンで溶解しません。
ホースの外径とTジョイントの外径がどちらもφ10.5mmで、ぴったりときれいに収まります。
今まではホースクリップを取り付けていませんでしたが、燃料タンクを外す度にホースも外すので、燃料コックの箇所のみ安全対策としてホンダ純正部品のホースクリップを取り付けることにします。
クリップは先にホースに通して締め付け位置に合わせ、クリップごとホースをフューエルコックの口金に差し込むと楽に取り付けられます。
全体を接続して完成です。
ホンダ純正のホース、実に実に実にいいです。
今後も交換の際はこのホースを使うと思います。
ホースの文字が上下逆さまなことに気が付いてしまった。
直したいけど面倒くさい…。
【追記】2022/9/19
ホースの文字の上下を入れ替え、組みなおしました。
神は細部に宿ります。