今年3月に X-lite X-903 ULTRA CARBON を購入したばかりですが、首が凝って仕方がないので売却してしまいました。
で、慣れ親しんだアライに戻りました。
今回はアストロ GX、色はモダングレーです。
(メタリックやパールの入っていない光沢のあるソリッドカラー)
ラパイド系は過去2回購入しましたがアストロ系は初めてです。
今まで使用していたラパイド IRは長時間かぶっていると右のこめかみに痛みが出るのと、チンガード周りが狭く口元に余裕がないのがやや不満だったので、「アストロ史上最高の被り心地」のキャッチコピーに期待しての購入です。
万が一の時の安全性はもちろん大切ですが、運転中に頭痛や不快感で集中力が低下することは安全性の低下に繋がります。
製造年月日は2023年10月23日。
注文したのが10月29日で、10月31日に手元に届きました。
製造してから1週間しか経っていない出来立てホヤホヤのヘルメットです。
早速重さを測ってみました。
どちらもLサイズです。
- ラパイド IR 1,589g
- アストロ GX 1,516g
73g軽くなりました!
少しでも軽くなれば首の負担が減るのでありがたいです。
一見あまり変わっていないように見えますが、横から見ると進化していることが良く分かります。
Araiのアイデンティティーである、衝撃をかわす丸い形状は変わりませんが、シールドのヒンジ位置を下げて帽体をより丸く、また空力性能向上のためスポイラーの位置や形状が変更されています。
シールドのロック機構やベンチレーションを開閉するときのクリック感など、細かい部分も改善されていて感心します。
比較するまで気になりませんでしたが、こうしてみるとラパイド IRは設計の旧さを感じます。
本日80kmほどかぶってみましたが、やはり右のこめかみに痛みが出ました。
全く同じ位置なので僕の頭の形に問題があるのだと思います。
口元の広さは改善されていて不快感はありません。
東名高速道路も少し走りましたがGTスポイラーが効いているのか、走行中はヘルメットにほとんど風圧を感じず、疲労感が少ないです。
また合流などで安全確認のために横を向いてもラパイド IRより頭を振られる感じがありません。
空力性能は大きく向上していると思われます。
このGTスポイラー、ネット上ではかっこ悪い、ダサいとのご意見が多く見られますが、僕は好きです。
日本のモノづくりってスバラシイと感じる製品です。