ブレーキパッドの交換

ブレーキパッドを交換しました。

前回は2016年にブレーキローターと同時にEBCのブレーキパッドに交換したと記憶しています。

 

今回はLEGOの国、デンマーク製のsbsにしました。

日本ではKITACOが取り扱っています。

sbs 506LS

https://www.kitaco.co.jp/sbs/search/?mode=p&padnumber=506

 

それでは交換していきます。

ピストンを戻すのでブレーキフルードを少し抜きます。

 

ブリーダーボルトを緩める際はメガネレンチかフレアナットレンチを使用しています。

オープンスパナでもきつく締まっていなければ回せますが、ナットの角を傷める恐れがあります。

僕の持っている唯一のSnap-On。
キャリパーをOHした際に安物のフレアナットレンチでは固く締まったフレアナットを緩めることができず購入しました。結果はさすがの一言。ナットを傷めることなく、いとも簡単に緩めることができました。
サイズは11mmです。

 

キャリパー上部のカバーを外します。

内装はがしなどを写真のように引っ掛けて、てこの原理で手を下に動かすと簡単に外れます。
劣化していると割れますが、純正部品がまだ出ます。(経験談

 

パッドピンを抜きます。

本来は引っ張って抜くのでしょうが、うまく抜けないので写真のようにホイール側から竹製のはしなどを当ててハンマーで叩いて抜いています。

黄色の矢印の方向に叩いて抜きます。

 

新旧パッドを比べてみると、ライニング材の縦横寸法が微妙に異なります。また、バックプレートの厚みもEBC=3.25mm、sbs=3.55mmとsbsの方が0.3mm程厚いです。

左:EBC  右:sbs

 

使用していたEBCのバックプレートは、ピストンに擦れて塗装が剝がれています。

sbsのバックプレートは塗装ではないので、このような状態にはならないだろうと期待しています。

バックプレート側にライニング材の穴が無いのでピストンとの接触面が増え、また緩衝材となる塗膜もなく、バックプレートも厚いのでピストンの押す力が無駄なくダイレクトに伝わりそうです。

 

バックプレートには鳴き止めのグリスは塗らず、ライニング面に付着しないようシリコンスプレーを吹いてふき取るだけにしました。

 

パッドピンに薄くグリスを塗って組付けます。

 

キャリパ―側完了。

 

エア抜きしてリザーバータンクにブレーキフルードを足して完成です。