ブレーキローターについて

2016年の作業記録です。

 

純正のブレーキローターが摩耗していたので、ブレンボの78B40816という型番のブレーキローターを入手しましたが、オフセットが合わず取付けできませんでした。

brembo 78B40816
ブレーキキャリパー入らず

 

インナーローターのフランジ(ホイールと締結する部分)の厚さが、純正5.4mmに対してブレンボは6.7mm、インナーローターのホイール取付面からアウターローターの板厚中心までをオフセットとした場合、純正26.3mmに対してブレンボ27.4mmでした。

モノサスのR100RSのキャリパーは、アウターチューブの内側に入るタイプなので、シムを使ってキャリパーを外側に出せません。

取付かない原因が製品公差の累積による個体差なのかは不明です。

brembo 78B40816

技術仕様ではbrembo 78B40816のオフセットは29mm。ローター外側をオフセットとしているようなので、板厚中心までのオフセットは27mmです。製品公差か僕の測定誤差か、実測とは0.4mmずれています。

 

上記の理由で、bremboは諦めてBRAKINGのアウターローターをebayで購入しました。

 

届いた段ボール箱の中に緩衝材はなく、暴れた製品のパッケージが破れてフローティングピンやらボルト、ナット、ワッシャなどが散乱していました。

最近はだいぶ改善されたように思いますが、ご多分に漏れず海外通販あるあるです。

 

純正のアウターローターはステンレス製のリベットでカシメられていて、ディスクグラインダーでリベット頭を削り落とすのですが、左右合計20本を削るのが大変だったと記憶しています。

BRAKING BW02FI

BRAKING | Power Under Control

 

BRAKINGのアウターローター内径はインナーに対しガタがあり、また、フローティングピンのボルト穴もガタつきが大きいので、アウターとインナーのセンターを出すのが難しかったです。

 

好みもあると思いますが、このBRAKINGの見た目が厳つくて好きです。

BRAKING BW02FI
現在の状態