フォークスリーブの接着方法

R100RSやRTのフロントフェアリングとフォークの隙間をカバーしているゴム製のスリーブ。

今回のフロント周りの一連の整備で、このスリーブも交換しました。

ゴム系の接着剤で接着されていて、フェアリングに付着した接着剤を除去するのにエライ苦労しました。

 

接着剤を使用せず嵌めただけでは、左右にハンドルを切ると外れてきます。

外れる箇所はいつも同じで前側、下の写真でいうと上側のアッパーフェアリングの塗装の剥がれた部分です。

塗装の剥がれてる辺りがスリーブの外れやすい箇所です。

 

外れるところが決まっているのであれば、全周をゴム系接着剤で接着する必要はなく、外れやすい部分だけをゴム用の両面テープで貼っておけばよいのではないかと考えました。

わかりにくいですが前側のアッパーフェアリングとロアカバーの継ぎ目から継ぎ目まで、ゴム用両面テープを貼り付けます。

使用したテープは、寺岡製作所のゴム用両面テープ 15mmX20m No.775です。

ゴム用両面テープ_775 (775 B T)|製品情報|寺岡製作所

 

スリーブを取り付け、左右に何度もハンドルをフルロックまで切りましたが、スリーブは外れてきません。

どれくらい耐久性があるかわかりませんが、次回のスリーブ交換の際にまた残った接着剤の除去作業をするくらいなら、両面テープの交換くらい楽なものです。

左右とも同じ作業をしています。

 

【追記】2023.12.24

かれこれ1年以上経過していますが、まったく剥がれてきません。

この接着方法はありだと思います。